会計事務所もサービス業です。
現在、日本には約260万社の法人があるといわれています。そして、その99%以上が中小企業です。
いわば、中小企業は日本の屋台骨を支えているのです。
中小企業の経営者は、この時代の変化の激しい現代で、絶えず努力をされていると思います。
一口に経営者といっても、十人十色で様々な形で経営者になったと思います。
自ら起業し、一代で築き上げた方。
先代の意志を引き継いで、事業を承継された方。
長年、社内で努力をし、能力を買われて経営者となった方。
など様々ですが、共通して言えることは、その事業に打ち込み、
そして会社を良くしようとする熱意が感じられるところです。
また、その情熱を捧げる事業に関してはいわば、プロ中のプロ、専門家であります。
しかし、殆どの中小企業においては、会社を運営する上では必ず必要になってくる、
「経営・財務・税務」といった間接的なことになると手が回らないのが実情です。
税理士も会計事務所を経営する経営者です。
そして、会計事務所の仕事とは、
専門性の高い「経営・財務・税務」分野のお手伝いすることにより、
お客様に最高のパフォーマンスを発揮していただくことにあると考えております。
昭和の時代、決算書を作り上げるまでには、伝票作成から元帳、試算表すべて手作業で行われていました。
従って、申告書まで作成するためには膨大な手間暇がかかりました。
会計事務所の仕事は、この決算書・申告書を作成するだけで、手いっぱいでした。
その後、コンピュータの導入により、大幅に業務は効率化されました。
しかし、1台数百万円もするコンピュータは中小企業に導入できるわけもなく、
会計事務所においても複数人で1台のコンピュータを使うような状況で、
依然として会計事務所の仕事は、この決算書・申告書の作成で追われていました。
しかし、Windows95の登場と共に、IT環境が急速に発達し、会計事務所を取り巻く環境も一変しました。
コンピュータのハード・ソフトとも機能が向上するとともに、値段も安価になりました。
その結果、中小企業でもある程度の知識があれば、毎月の試算表くらいは気軽にできるようになったのです。
そして、令和の時代に入りAIも発達し、益々変化の激しい時代に入る中、記帳代行をして、
決算書及び申告書の作成という従来の業務から、より専門性の高くなる税務に対応しつつ、
お客様の発展、夢の実現のために積極的にサポートをしていく時代になってきたと思います。
馬車道税理士法人
税理士
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